さあさ喜びたまえ
やっとできた夢の薬
寝不足は解消
誰もが眠れる夢の薬
絶望よさようなら
素敵な夢が待っている
みんなの夢が今ここに
夢だ夢だみんな夢
みんなの夢はみんな夢
夢の薬もみんな夢
夢は眠りより出でて眠りより気だるく
夢は希望より出でて希望より儚し
夢の薬も夢のまた夢
たまたま見た夢
夢のまた夢
なんだ、おまえか、アリクイかと思ったじゃないか。そんなにびっくりすることはないだろう。俺は蛙は食わないんだから。それにしてもヤダな、アリクイと間違われるなんて。誰が俺を最初に描いたのかは知らないが、もっと夢のある姿に描いてもらいたかったな。つまりもっとリアルに。??夢とリアルは反対の意味じゃないのかい?。それが素人の浅ましさ。夢は超現実、超リアル。理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的、そして理性的で現実敵なものこそ夢そのものなのだ。夢とはそういうものなのだ。だから、俺様は夢を主食にしているのだ。もっとも、たまにはシロアリも食うけどな。何を言っているのだかさっぱり分からんが、ま、いいだろう。どうせ夢の中のできごとだろうから。ところで、蛙は冬眠から目が醒めたのか、まだ眠っているのか自分でもさっぱり分からん。ただ、目の前に、豚のように太ったメタボ獏が一匹居ることだけは真実だ。事実かどうかは別として。
小顔の新人(セールス研修員)
小顔の新人大きな顔で
大口たたけば
私はおどおど萎縮顔
-----お客様、すみません
意外と新人顔が広くて
面積広い私の顔は
見かけ倒しと罵倒されても
先輩面だきゃ捨てられぬ
新人新人威張るな新人
そのうち解るわお客の怖さ
解れば小顔もふやけてしまい
可愛いえくぼも皺に変身
新人新人知らぬが仏
仏の顔も三度まで
ほっとけないのが先輩さ
これから始まる小姑いびり
負けるな負けるな小顔の新人
先輩、新人の成れの果て
反面教師に負けるな新人
頑張れ頑張れ小顔の新人
あそこで飛んでいる
あの時
あの場所で
化石になって
重い図体を
かろうじて浮かせて
確かに飛んでいる
化石の羽を
ばたつかせて
今も
確かに飛んでいる
せめてせめての物語
忘れてしまったような気がして
思い出せないような気がして
はじめっから
何もなかったような気がしたりして
あなたは遠くの遠く
クリーム色の湖に映るバラ
さざ波がゆする口もとは
微笑みにも見えるが
何故か悲しみをたたえる
遠くの遠くの湖にわななく
クリーム色のバラ一輪
いばらのとげの籠の花
元々飛べない花だけど
遠く遠くのいばらの香り
風のあなたに運んでもらう
夢のまた夢また夢の夢
だってわたしはドライフラワー
笑い話の籠の花
忘れてしまったような気がしたり
思い出せないような気がしたりして
影をなくして
影が踊る
しなやかに影が踊る
私はいっぱいの光を浴びて
影と踊る
華やかに麗しく影と踊る
影がしなびたとき
光がどこへともなく去った後
残された私は踊りを忘れて
置き去りにされた私は
ただ闇にたたずみ闇にしゃがみ込む
影をなくした私は
光に見放された私は
呆然と頭を抱え込み座り込む
歌も踊りも忘れ去って
残存
形も大きさも解らない
ただ
朧な匂いが何故か懐かしく蘇った
架空の花の香りに
狂おしく閉じこめられていた
あの時間はどこへ流れ去ったのか
残された空間の空虚にむせび泣く
朝までは踊ってたの
ゆうべあなたが閉め忘れたジャムの瓶
吸い込まれてしまったあたし
底で朝までは踊ってたの
もう、くったくた
まだ起きてこないあなた
あたし心も体もすっかり
甘ったらしくなっちゃって
もう、べっとべと
眠くって眠くって
ああ〜
ああぁ〜〜〜
花と風
花が咲くのが待ち遠しい
おいらは巷のただの風
今日は北からピープー吹くが
明日にゃ南から春いちばん
おいらは意地悪ただの風
散らせることが楽しみで
花が咲くのを待っている
だけどおいらは憎まれない
飛び散り流れて舞い上がる
哀れ可憐な花びらを
眺めて人はくちぐちに
桜の花には風情があると
今日も野蛮な人の群れ
淡いピンクのはなびらは
匂いも夢に閉じこめて
散って流れて舞って消ゆ
コインランドリー
回る回るぐるぐる回る
垢も汚れも落とし去り
ぐるぐる回るランドリー
人生は尻取りなのさ
最後の思いが輪廻する
最後の思いが最初の思い
思い出したが事はじめ
始まって終わったところで輪廻する
コインの切れ目が記憶の切れ目
輪廻輪廻ぐるぐる回れ
ぐるぐるぐるぐる切れ目を繋げ
輪廻は尻取り 尻取り人生
回れ回れぐるぐる回れ
回れ回れぐ・・ぐ。。。。。
誰か、もう一個100円玉貸してくれないかなあ・・・
さすらい人のどんずまり
さすらい人がいる
どこへいっても誰かを人質にとられていて
無意味な仕事をさせられる
いや徒労というべきではないだろう
けれども何の喜びも感じられない仕事なのだ
人質・・・それが誰だかわからないのだが
自分にとっては掛け替えもない人らしい
誰だっていい、自分の大切な人だということさえわかっていれば
自分は働き続けるしかないだろう
一夜あければ
玉手箱をあけたら
煙のなかから
はたちのあのこが現れた
-----きっとわたし早死にするわ
落ちた涙で火が消えて
煙も消えた暗闇で
-----だって佳人薄命って言うじゃない
いたずらっぽい乙姫の笑い声
闇夜があけて夢は消え
おいおいおいたおいたわし
おいぼれちまったわしの顔
いたずらっぽいあのこの顔も
おいおいおいたおいたわし
おいたわしやおいたわし
しわしわえくぼの乙姫ばばあ